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充電期間中に、KAT-TUNの布教活動を。

HBD to A(2016/7/4)

NEWSの増田さんを祝うブログが多い中で、私は元ジャニーズのこの人を祝いたいと思う。



赤西仁さん、お誕生日おめでとうございます。



何を隠そう、私のKAT-TUN沼への入り口は赤西仁である。 2004年5月の少クラで赤西仁亀梨和也が披露したボニバタをたまたま観た。当時ジャニーズに全く興味が無かった私がなぜ衛星放送を流し、なぜ少クラを観ていたかはもう記憶にない。

おそらく携帯か何か弄りながら傍らで観ていたんだと思う。なんとなく耳にボニバタのメロディーが入ってきて、気が付いたら曲終わりまで見入ってしまって、手が止まっていたというカンジだ。


赤西氏の何に惹かれたのかと言えば、まず歌だ。とにかくうまかった。あと色気。


人並みにデビュー組の顔と名前くらいは知っていたけど、ジャニーズJr.なんて全く知らず。だから、自分が何の番組を観ていて誰に目と耳を奪われたのか、その場ではわからなかった。当時持っていたガラケーで調べた結果、少年倶楽部という番組を観ていて、歌っていたのはジャニーズJr.でKAT-TUN赤西仁という人だとわかったのは少し時間が経ってからだ。(自担の亀梨氏についてはナルシストっぽいなーと思っただけだった気がする。)



最初のうちは完全に茶の間でありヲタクと名乗るほど熱のこもったファンにはなれなくて、家族に内緒で少年倶楽部をこっそり録画して観てただけ。


そしたらそのうち仁亀が隣同士で歌う相性の良さの虜になり、印象の薄かった亀梨氏も次第に目に入るようになる。ヲタ誌とかも購入するようになってからは所謂仁亀信者。二人のことを変な目で見るタイプの信者ではなかったけど、二人がハモれば最強だと本気で思っていた。


そんな二人がドラマごくせんに出演するという。初代ごくせんが評判が良かっただけにコケてほしくないなーと思いながら観ていたけど、蓋を開けてみたら伝説になるほどの視聴率とファンの獲得数。当時のKAT-TUNのやんちゃな雰囲気とドラマの内容もぴったりで二人は売れに売れた。


まぁその後なんやかんやで私は赤西氏からだんだんフェードアウトしつつ、自身をジャニヲタと認めざるを得ない程度に亀梨氏一筋へと気持ちが傾いていくのだけど。



赤西氏が持つ音楽センスの素晴らしさやLIVEの世界観を作り上げる感性。圧倒的な声量とよく通る声。ビジュアルも華があって *1 、やはりKAT-TUNの一番人気は彼だったと思う。



私の赤西氏に抱くイメージは、かなり自由人で頑固な人。タレントというよりアーティスト気質で、こだわりが凄く強い。家族愛と友達愛も凄く強くて『仕事よりも家族や友達が大事』的なニュアンスの言葉を当時はよく目にした気がする。




私が最後に赤西氏を生で観たのは、さいたまスーパーアリーナのyellow gold公演。KAT-TUNから距離を置き、KAT-TUNのworld tourを欠席してまでソロで彼がやりたかったこととは何だったのかを確かめるつもりで観に行った。


その結果、yellow goldは凄い公演だった。未来のclub設定という世界観も、ほとんど赤西氏が作曲した曲達も、さすがの一言に尽きる、赤西氏の才能が満ち溢れたLIVEだったのは間違いない。


だけど正直に言えば、KAT-TUNから離れなくても出来たんじゃないのか、KAT-TUNのworld tourに参加した後でも遅くはなかったんじゃないのかとも思った。


彼はその後、方向性の違いを理由にKAT-TUNを抜け、おそらく自分のやりたいことを追うためにジャニーズ事務所も退所する。



これは私の押し付けがましい想像なんだけど。今でもたまに考えてしまう。もしも赤西氏がKAT-TUNを抜けていなかったら。

その溢れる才能をKAT-TUNに注ぎ、ファンの見たい赤西仁を幻想でもいいから演じてくれていたらKAT-TUNはどんなに凄いグループになっていただろうかと。



少しの我慢が出来て、気の乗らない仕事でも気持ちを入れて頑張れる人、もしくは頑張ってるフリでもいいから頑張ってるように見せれる人であったなら。*2


もしそれが出来ていたなら、赤西仁という人は間違いなくKAT-TUNのエースであっただろうし、誰も追いつけないほどの人気と地位を獲得していた気がする。


でも、そんなに器用に立ち回れないのが、きっと赤西仁という人なんだろう。


今年のデビュー日のツイート、話題になってましたね。私はあのツイート、とても嬉しく感じました。6→5になったときはとても淋しかったけど、KAT-TUNのAがあなたで良かったと心から思っています。あなたがKAT-TUNとして活躍していた日々を、どうか後悔していませんように。



そして、マイナスなスキャンダルや、メイサの夫としてではなく、赤西仁自身が持つ素晴らしい才能で世間を再び騒がせてくれることを祈っています。


お誕生日おめでとう。

*1:濡れ髪期とかヒゲ期は私的にはNGだけど

*2:頑張ってなかったわけじゃないと思うんだけど、とにかく自己アピールが下手なイメージ。