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充電期間中に、KAT-TUNの布教活動を。

PHOENIX - KAT-TUN LIVE TOUR "10Ks!" 所感 -

今さらだが、10Ks!の熱が冷めないうちに。

ジメジメする気がしたので書かないつもりだったが、はてなブログや各所にあがるhyphenや他G担の方のレポや感想を読んで、やっぱり自分も諸々書き残しておくことにした。


レポとかではなく、完全に所感です。
痛いし重いかもしれないのでご注意を。


4/2 名古屋ドーム

KAT-TUNの名古屋ドーム公演は初であり、自分としてもLIVE目的での名古屋遠征は初となった。

他のグッズは東京プレ販で買うし、開演直前にうちわとペンラだけ購入すればいいやとそのときは普通に名古屋観光してたのだが。


甘かった・・・。完全にナメていた。


まさかあんなに長い列になるとは。おかげで何も買えず、手ぶら*1で参加することとなる。思い返せば、赤西氏のYellow Goldしか手ぶら参戦歴は無かった。今回手ぶら歴更新したよ。ありがとうございます。



LIVEが始まってからは、最初の3人での登場にこみ上げるものがあり。終盤の4Uが流れる中、モニターに映るメンバーの過去の写真を見てついに涙が流れてしまった。特に2006年の"DEBUT"の文字を見たときだった気がする。



ついに充電期間前のKAT-TUN LIVEが始まってしまって、でもどこかで今後も当たり前に続いていくような気がして、LIVE初日はなんだかあっという間だった。


アンコールはWまでがデフォルトで用意されてたみたいだったけど、全体的にアンコールの声が小さかったことに少し残念だったりもして。

とは言え、私もあまり声を出して騒ぐタイプではないため、いつも周りが静かだとそれに飲み込まれてしまう。1人でも周りが静かでも、頑張って声を出して伝えようとしているhyphenには感謝と申し訳なさでいっぱいだ。


4/29~5/1 東京ドーム

プレ販なしの事実にがっかりしながら迎えた東京初日。

結局、グッズは開演前に会場内で買った。相変わらずギリギリ*2。開演に間に合わなかったことは一度もないけど、余裕があることもあまりない。

この日はスマヲタの方達が隣だった。お二人で来ていて、KAT-TUNの中では亀を応援しているという。自担のうちわが三枚並んだ*3ことで声を掛けてもらえて、とても嬉しかった。私が3日間連続で入ることを告げると「最終日泣いちゃうね。KAT-TUNロスになっちゃうだろうけど頑張ってね!」と言ってもらえてありがたかった。(でもやっぱり最終日翌日の5/2は仕事にならなかったというオチ有り)

お二人がWアンコで取れなかった銀テだが、自分の頭上には2本落ちてきたため両方差し出した。すごく遠慮してくれていたけれど、開演前に話しかけてもらえたことが嬉しかったのと、このLIVEの瞬間をいい思い出として持ち帰って欲しかったから、自分の分も譲った。



東京二日目。
前日に買えなかったグッズ*4を買うため、昼前から並び始める。グッズがスイスイと買えない時間に並んだのは初めてだった。それまでは、長時間並ぶ位なら買えるものだけ手に入ればいいやと思えるタイプだったのだが、今回はやっぱり10Ks!のロゴが特別に見えた。グッズを買い終わってからは、一度家に帰ってなぜか無償に観たくなったドンエバのメイキングを探したのだけど、見つからなくて10Ks!のDVDをひたすら流す。

そして、開演10分前に席に着いたこの日から開演前のKAT-TUNコールが始まった。ファンの気持ちも段々高ぶって来ているのがわかった。

でもこの日の自分は、妙に冷静だった気がしている。TRAGEDYからUNLOCKの流れで、『どうしてこの場に田口が居ないんだろう』とぼんやりして考えてしまったのもこの日だったような。

最後の挨拶で、隣のたっちゃんのうちわを持った女性と振り返れなかったけれど後ろの女の子二人組がしくしくと泣いていたのが感じて取れた。

自分はというと、あと1日あるとどこかで安心してしまっていたと同時に、きっとオーラスは入れず今日が充電期間前の見納めになるファンがいることも頭ではわかっていて、なんだかとても冷静だった。



最終日。
会場に入った瞬間から雰囲気がそれまでのものとは全く違っていて、熱気と興奮で包まれていたような感じがした。隣がお一人様だったので声をかけてみたらデビュー前からのファンだという。(普段は勇気が出なくて声など掛けれないのだが、やっぱり今回は特別。)自分と同じく東京3日間参加とのことで、最終日の異様さを二人でじんわり噛みしめた。


東京初日も二日目も涙は出なかったから、案外平気なのかもなーって思ってたのに、初っぱなから全然平気じゃなかった。あんなに何回も聞いたGOLDなのに、今回ですら4回目のGOLDなのに、まるで違う曲であるかのようにグサグサと突き刺さった。

思ってた以上に涙が止まらなくて、この一瞬一瞬を目に焼き付けるんだって思えば思うほど視界が滲んで困ったのを覚えている。


最後のTRAGEDYとUNLOCKで、4Uからのメソメソした会場の空気を壊すように全力でぶつかってきた3人に対して、『ああ、きっと大丈夫。信じて待つよ。』と思えたのは最終日のこの瞬間だったのかもしれない。



今振り返ってみると、正直最終日は演出を楽しむ余裕なんて全く無かったなと。(ブログ一発目、開演前にこんな記事書いておいてどの口が言うんだって感じだけど)

KAT-TUN "10Ks!"最終日の楽しみ方 - Messenger


あ、 最終日のMC面白かったよ。いつも進行具合とイヤモニの向こう側の指示を気にして、変なところで流れをぶった切りがち(ごめん、私はそう感じている)な中丸お爺ちゃんだけど、最終日は好きなだけやろうぜ!って感じ出てて良かったよ。


アンコールで三塁側から出てきた亀が「みんな笑えよーーー!」と言った瞬間が一番やばかったな。*5




不安が無いと言えば嘘になる。だって人の気持ちは変わるんだ。


王冠コンのとき、不参加だけど脱退なんて無いと報道されてた赤西がいなくなった。
その後、あんなにKAT-TUNが好きだと豪語していた聖がいなくなった。
さらには、4→3は無いと言っていた田口がいなくなった。


事情はそれぞれあったんだと思う。
"KAT-TUNであること"と"譲れない何か"を天秤に掛けた結果、KAT-TUNを選択出来なかった。ホントは天秤に掛けたくなんてなかったし、もし両方を選んでOKだったのなら今もKAT-TUNとして留まることができたメンバーも居るのかもしれない。結局いつだって私は過去も含めてKAT-TUNが嫌いになれない。


そして、今回の充電期間についても再び集まったときに今より成長してるためのものだと、ゴールはそこだと。そう私達は聞かされているけれど、メンバーがソロ仕事に没頭した結果、それぞれ別の道を歩むことを最良と判断する可能性だってある。



もしかしたら、KAT-TUNが東京ドームに戻ってくることはもう無いかもしれない。



だけど、私達は「絶対ここに戻ってくる」「KAT-TUNとお前らが大好きだ」と言ってくれたことを胸に、信じて待つしかないのだ。


大丈夫。hyphenは待つの得意なんだ。


KAT-TUNは不死鳥(PHOENIX)なんだよ。何度だって蘇る、立ち上がると。そう信じてる。


だから、どうか。
またあの場所で私達に「おかえり」と言わせて欲しい。

*1:うちわもペンラも無し

*2:KAT-TUN担の性。笑

*3:お二人の分と自分ので合計3枚。三連とか持ってたワケじゃないです

*4:マグカップとボールペン

*5:たっちゃんが言った説も根強いんだけど、私にはあの瞬間亀が言ったように聞こえたのでここではそうさせて欲しい。